小林市公式ホームページでは、「各種証明書や暮らしに関する手続などの情報」、観光向けの「見どころ情報」、事業者 … 乳幼児及び児童生徒医療費助成 · 児童手当等

子持ちのソープ嬢です。このところ生理が不順だったんですが、前回の生理がやけに来ないので「まさかね……」と思いつつ市販の妊娠検査薬を使ってみたら、薄っすらだけど陽性反応！ ダンナとは離婚して2年、プライベートで浮いた話は無し、しかもお店では着なのに……。

もしかして「何かの拍子に漏れて入った？」と思い、怖くなって婦人科に直行！ 2歳の娘が運悪く風邪をひいていたので保育園に預けることができず、一緒に連れて行きました。お店には「娘を病院に連れて行くので遅刻するかも……」と言いわけの電話。

婦人科で予約をすませると「まずは採尿してきてください」と言われトイレへ。娘と一緒に個室に入って「おとなしくしててね」と言ってオシッコを採り始めました。すると娘が、紙コップに入る私のオシッコを見て「ママじょうずじょうず」と拍手をし始めたんです。

そんなこと初めてだったので、私は「えっ？ 上手？」と動揺。すると背後で怪しい音がボチャン！っと……。「えっ？」と便器を見ると、お尻ポケットに入れていた携帯が水没していました（涙）。私は「ギャー」っと声を上げて携帯を素手で救出。

本指名などとのやり取りに使っている大事な営業電話なのに……、電源付く？ 付かない？ メモリ大丈夫？ と携帯をいじっていると、今度はなにやらトイレ内にブザーが鳴り始めて……。まさかと娘を見ると、個室の壁にあるナースコールを興味深げに連打しているではありませんか。

え、うっそー！ と思ったのもつかの間、看護師さんがトイレに素早く来てくれて「どうされましたー！ ご気分が悪いんですかー？」などと個室のドアをノックノック！ 私は呼んでしまった理由が理由だけになんと言っていいのか分からず、あたふたして「なんでもないんです、すいません、すいません」。

その後、経緯を話したら携帯を乾かすドライヤーを貸してくれたのでした……。妊娠は、結局してませんでした。携帯のメモリも無事。「ふー」と一息つきました。落ち着いて娘の顔を見ると、私のあわてぶりをよそにニコニコ。「ママげんき？」と首をかしげながら私を見るではないですか。

私はその瞬間、決めました。もう、ソープは辞めよう。この子のために稼がなきゃと始めたソープで、入店当初に立てた目標額にはまだ届いてませんが、私に何かあったらこの子はどうなるのと思い直し、決めました。

その日は指名が入っていたので、緊急対応してくれるシッターに娘を預けて出勤。この体験談を書いている時点ではまだ嬢を続けていますが、本指名には辞めることを伝えて、お店にも予約は止めてもらいました。

私の子育てをサポートしてくれ、今回の急なお願いも許してくれたお店には感謝。ソープでは嫌なこともありましたが、報酬には代えがたかった。私は偶然のこんな理由で辞めますが、ソープの報酬は確実に私と娘の未来に夢をくれました。